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粘膜下膿瘍(ねんまくかのうよう)

  • 痔ろう
  • 直腸・肛門の粘膜に膿の出る孔がある周囲膿瘍

粘膜下膿瘍の図

肛門内部で皮下膿瘍と同じ症状が進んでいるのが粘膜下膿瘍です。
直腸肛門粘膜下に膿瘍ができてつぶれ、肛門内部粘膜に孔があいたものです。
肛門周囲を指で押さえると硬いシコリがあって、悪化するにつれ大きくなり、数が増えます。
外見上は膿の出る孔は見当たりませんが、肛門から膿や粘膜を排出し、排便時にはうずきます。膿が直腸内に出るため、便に混じります。肛門口からの長年の出血が臭気のある膿に進み、排便前は鈍痛が続いて、肛門内部が重く腫れぼったく食欲も出ません。直腸内の便が肛門内部粘膜にあいた孔に入って排膿をさまたげると、激しい痛みを伴います。

さらに細かい痔瘻の原因や治し方については、深刻な痔にお悩みの方向けの情報メディア大ぢ典のこちらの痔瘻の紹介ページでもご紹介しておりますので、ご覧ください。

治療経過

  1. 肛門周囲に管状の腐肉片の開口部はないが肛門から臭いのある膿を排出しシコリがある。
    顔色は悪く肛門内部には鈍い痛みがある。

  2. 不思議膏の痔疾専門治療で速やかに病巣に薬効が及びシコリは軟化して、肛門から出ていた膿の臭いは次第に減少し、血膿に変化する。

  3. 不思議膏の治療で病根が大小便と共に排出、肛門内部の鈍痛は残るが、
    肛門からの血膿は分泌物となり内部に新肉芽の発生を感じる。

  4. 治療の継続で体内の病根が完全排出、体内の治癒力が活性化し、
    体力が甦り排出物も正常化して、排便後の残余感も軽減されます。

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