痔の基本情報
日本人の3人に1人が痔を持っていると言われるほど、痔は身近な病気です。
そして痔は心臓病や肝臓病などと同じように、病根が体の中にある内因性の病です。
病根とはいわゆる痔になる原因、有害な老廃物です。
老廃物は慢性便秘、ストレス、間違った生活習慣、過労などが原因で体内から排出しきれず蓄積していきます。
やがて体内に留まり蓄積された老廃物は有害な老廃物に変質し体液を汚濁させ血行を妨げます。
その結果、細胞、内臓機能の働きが低下し、弱った部位が病変組織となってしまうのです。
病変が脳の血管に生じれば脳卒中、心臓の冠状動脈に起きれば心筋梗塞、そして、直腸・肛門静脈叢に発生したものが痔なのです。
痔は外傷と誤解されやすいのですが、内因性の病であり、生命に関わる内臓の病と言っても過言ではありません。
まずは自分の痔の原因を知って、生活習慣の改善から始めましょう。